兵庫県知事選で再選の斎藤前知事「民意を得た」…失職から1か月半、県議・職員は戸惑いや不安
ベテラン県議は「(斎藤派と反斎藤派で)会派が分裂するのは避けなければいけない」と警戒する。
一方、第2会派・維新の会の岸口実団長は「県立大授業料の無償化など政策に賛同できるものが多く、協力していきたい」と語り、斎藤氏と協調していく考えを示した。
パワハラ疑惑を巡っては、県議会百条委員会のアンケートに職員の4割が見聞きしたと回答。斎藤氏自身も、付箋を投げつけたり、机をたたいたりといった行為を認めている。
ある県幹部は「周りの職員からは斎藤氏からパワハラを受けたと聞いたことがある。民意を得た斎藤氏が、どういう行動を取るのかわからない」と不安を漏らした。