ユーロ2024最高額の国はどこだ!? 市場価値ランキング11~20位。最強のタレント軍団は?【ユーロ2024】
14位:スイス代表 監督:ムラト・ヤキン FIFAランキング:19位 総市場価値:2億8150万ユーロ(約450億4000万円) 最高額選手:マヌエル・アカンジ 前回大会では優勝候補筆頭だったフランス代表をベスト16で破る大波乱を巻き起こしたスイス代表が14位にランクイン。総市場価値は2億8150万ユーロ(約450億4000万円)となっている。 ベスト8という躍進を遂げた前回大会の中心選手が多く残るスイス代表の中で、チームトップの市場価値を持つのがDFマヌエル・アカンジ(4500万ユーロ/約72億円)。所属先のマンチェスター・シティでは偽SBや偽CBをこなすなど、ユーティリティー性を発揮して幅広いタスクを担っている。 新顔として期待されるのは24歳のFWノア・オカフォー(2000万ユーロ/約32億円)。今季新天地となったACミランでは28試合出場(スタメンは6試合のみ)の6ゴールという成績で、センターフォワードとウイングをこなす万能さを活かし、今大会での活躍をきっかけとして、来季はさらなる出場時間を確保したいところだ。 もしグループステージを2位で通過した場合、ラウンド16でスペイン代表かイタリア代表と当たる可能性もあることから、前回大会同様のジャイアントキリングを再び目にすることになるかもしれない。
13位:セルビア代表 監督:ドラガン・ストイコビッチ FIFAランキング:33位 総市場価値:3億1340万ユーロ(約501億4400万円) 最高額選手:ドゥシャン・ヴラホヴィッチ セルビア代表としてはユーロ初参戦(独立前のセルビア・モンテネグロ代表としては出場歴あり)となったこのチームを率いるのはドラガン・ストイコビッチ監督。全体で13位の総市場価値は3億1340万ユーロ(約501億4400万円)となっており、そのうち1/5の約100億円はチームトップのFWドゥシャン・ヴラホヴィッチ(6500万ユーロ/約104億円)のものである。 ヴラホヴィッチに依存しているチームかというとそうではない。チーム内市場価値2位3位と続くMFセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチ(3000万ユーロ/約48億円)とFWアレクサンダル・ミトロヴィッチ(2800万ユーロ/約44億8000万円)は、それぞれラツィオ、フラムといった5大リーグのチームでプレーした経験がある実力者で、代表でも中心となる存在となっている。 また、希少価値の高い左利きの大型CBストラヒニャ・パヴロヴィッチ(2500万ユーロ/約40億円)や、こちらも大柄な身体からは想像しがたい足捌きと左足からの正確なセットプレーを持つMFラザール・サマルジッチ(2000万ユーロ/約32億円)はともに23歳、22歳と、今大会で一気に市場価値を上げる可能性のある注目の若手だ。 セルビア代表として参加した国際大会では決勝トーナメントに進出した経験がなく、過去3回のワールドカップ(W杯)はいずれもグループステージ敗退という結果に終わっている。