ユーロ2024最高額の国はどこだ!? 市場価値ランキング11~20位。最強のタレント軍団は?【ユーロ2024】
12位:トルコ代表 監督:ヴィンチェンツォ・モンテッラ FIFAランキング:40位 総市場価値:3億2410万ユーロ(約518億5600万円) 最高額選手:ハカン・チャルハノール イタリア人のヴィンチェンツォ・モンテッラ率いるトルコ代表が総市場価値3億2410万ユーロ(約518億5600万円)で12位にランクイン。モンテッラと言えば、現役時代の2000年代初めにトッティ、バティストゥータらとともにローマの黄金期を築いた一人であり、引退後もローマで指導者キャリアをスタートさせ、昨年にトルコ代表に就任している。 市場価値チームトップはインテル所属のMFハカン・チャルハノール(4500万ユーロ/約72億円)。30歳という年齢でチームトップの市場価値というのは今大会出場国の中でも一番高い数字となる。 若い選手に目を移すと、アルダ・ギュレル(3000万ユーロ/約48億円)は今大会でも注目の若手の一人だろう。。まだ19歳の若武者は今季初めに白い巨人レアル・マドリードへの移籍を果たし、怪我の影響で終盤のみの出番となったが、10試合で6ゴールという驚異的な数字を残した。左利きを活かした右サイドから中央にかけてのプレーエリアを好んでおり、スピードタイプというよりは細かいタッチからのドリブルやパスが魅力的な選手だ。 ユーロ(欧州選手権)では2008年大会の3位が最高成績だが、2016年大会、2020大会はいずれもグループステージ敗退となっている。
11位:クロアチア代表 監督:ズラトコ・ダリッチ FIFAランキング:10位 総市場価値:3億2770万ユーロ(約524億3200万円) 最高額選手:ヨシュコ・バルディオル FIFAランキングではトップ10入りを果たしているクロアチアだが、市場価値ランキングでは11位とトップ10入りはならず、総市場価値は3億2770万ユーロ(約524億3200万円)。それでも、2017年に就任したズラトコ・ダリッチ監督のもとで国際大会をすでに3回(ワールドカップ2018・2022、ユーロ2020)も経験していることから、成熟度は大会随一だろう。 MFルカ・モドリッチ(600万ユーロ/約9億6000万円)、MFマルセロ・ブロゾヴィッチ(1600万ユーロ/約25億6000万円)、MFマテオ・コヴァチッチ(3000万ユーロ/約48億円)の中盤3銃士が長年チームを支えているクロアチア代表だが、いずれもキャリアのピークは過ぎており市場価値としては高くない。 そんな中、チームトップの市場価値を持つ選手は22歳のDFヨシュコ・バルディオル(7500万ユーロ/約120億円)。昨夏にRBライプツィヒからマンチェスター・シティへ移籍金約9000万ユーロ(約140億円)で活躍の舞台を移した。本職はセンターバックだが、左サイドバックでのプレーもそつなくこなし、ディフェンダーながら今季のプレミアリーグで4得点1アシストを記録した。利き足の左足だけでなく、右足からも繰り出される強烈なミドルシュートは必見だ。 恐らくユーロ(欧州選手権)は今大会が最後になるであろうモドリッチに有終の美を飾らせることはできるのか。
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