事件は交流戦の最中に起きた…関係者がひた隠す「阪神・岡田監督の番記者ブチギレ事件」衝撃発言の中身
“アレンパ”を目指す阪神・岡田彰布監督(66)といえば、すでに今季複数回、担当メディアとトラブルになり「俺はしゃべらん!」と取材拒否するなど、球場外でバトルを繰り広げていることで知られる。そんな岡田監督が、またしても記者に対して衝撃発言を行ったことがわかった。 【画像多数】岡田監督に「とにかく、打てない」…とボヤかれた選手たち 「シーズン序盤は首位に立っていましたが、次第に調子を落とし交流戦は7勝11敗で12球団中10位。勝敗、勝率は現在セ・リーグ下位の中日と同数でした。岡田監督の機嫌は当然ながら悪いですよ」(球団関係者) 事件が起こったのは交流戦中盤、ある日の試合後だった。 「負けが込んだとある試合後、囲み取材で担当メディアを前にして『お前ら身内とちゃうんか!?』と唐突に話しはじめたのです。現場には不穏な空気が漂い、その場にいた誰もが『これはヤバい』と思い、下を向きました。 顔なじみのメディアが何とか軌道修正しようと必死に質問を繰り出そうとしたのですが、それをもってしても『お前はヤクルト、お前は巨人、お前は広島じゃ!』と言い放った。岡田監督の謎発言に、一心同体の番記者たちも意味がわからずさすがにドン引きでした。どうやら、阪神や岡田監督に批判的な報道が増えてきたことに不満が溜まり、『ライバル球団の回し者なのではないか』と考えているようです。ただ、ここで歯向かえばまた取材拒否をされてしまうので、この件はなかったことにされている」(球団OB) 岡田監督は、負けが込むとメディアへの当たりが強くなる――。これまでの歴史を振り返れば自明だ。 「’04年から’08年までの阪神監督時代は担当広報を次々と変えたり、当時の球団フロントとガチ喧嘩するなど、どこまでいっても大阪のオッサンを地で行った。退任する時は『これでやっといなくなる』と球団関係者が厄介払いしたかのような発言をしたこともありました。その後、オリックス監督時代もやらかしており、数少ない担当記者をある日突然『全員変えろ!』と大号令。さすがに困惑するメディアもあったのですが、最終的には大半が変わってしまった経緯があります」(同前) もはや岡田監督の十八番ともいえるメディアとのプロレスだが、とある球団関係者は冷ややかな目で見ている。 「指揮官としては優秀やし、監督続投は角さん(角和夫阪急阪神ホールディングスCEO)肝いり案件やから、子会社の阪神電鉄、球団首脳陣は誰も注意なんかできない。メディアとのトラブルを想定して両者の間を取り持つとか、方法はあるはずやのに……フロントは何やってるんだか」 岡田監督の舌禍で、お家騒動がまた始まらないといいのだが。
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