ユーロ2024最高額の国はどこだ!? 市場価値ランキング11~20位。最強のタレント軍団は?【ユーロ2024】
16位:ポーランド代表 監督:ミハウ・プロビエシュ FIFAランキング:28位 総市場価値:2億1030万ユーロ(約336億4800万円) 最高額選手:ヤクブ・キヴィオル(3000万ユーロ/約48億円) 優勝候補のフランス代表を筆頭に、オランダ代表、オーストリア代表と同居する厳しいグループリーグでの戦いを強いられるポーランド代表が16位。総市場価値の2億1030万ユーロ(約336億4800万円)はフランス代表の12億3000万ユーロ(約1968億円)と約10億ユーロ(約1600億円)もの差がある。 それでもビッククラブに所属する実力者がいないわけではない。チームトップの市場価値を持つDFヤクブ・キヴィオル(3000万ユーロ/約48億円)は、今季プレミアリーグ最小失点を誇ったアーセナルに所属。サイドバックとセンターバックの両方をこなすこの左利きプレーヤーは試合終盤では3センターバックでも起用されるなど、守備面での貢献度は非常に高い。 イタリア出身のMFニコラ・ザレフスキはユースから所属しているASローマで主に左サイドを担当。攻撃的なドリブラーでありながらもウイングバックもこなすユーティリティー性は、代表チームにもさまざまなバリエーションをもたらすだろう。 ユーロ(欧州選手権)は2008年の初出場から5大会連続で出場しているが、本大会では未だ2勝のみ。2016年大会のベスト8を除くと、すべて1勝もできずにグループリーグ敗退となっている。
15位:オーストリア代表 監督:ラルフ・ラングニック FIFAランキング:25位 総市場価値:2億3700万ユーロ(約379億2000万円) 最高額選手:コンラート・ライマー(3000万ユーロ/約48億円) 確立した戦術や哲学を持つラルフ・ラングニック監督が率いるオーストリア代表が15位にランクイン。総市場価値は2億3700万ユーロ(約379億2000万円)で強豪国に比べるとそこまで高くないものの、若手を積極的に起用することが得意なラングニックにより、今大会でブレイクする選手が出てきてもおかしくない。 若いメンバーが揃うチームの中で、市場価値トップとなるのは中堅プレーヤーのMFコンラート・ライマー(3000万ユーロ/約48億円)。豊富な運動量で前線へ飛び出し、優れた危機察知能力で味方をカバーする27歳はチームの絶対的中心であり、ラングニックが築き上げたRBグループのレッドブル・ザルツブルク、RBライプツィヒでのプレー経験を持つことからも、ラングニックサッカーを体現する筆頭と言っていいだろう。 他にも、MFクリストフ・バウムガルトナー(1800万ユーロ/約28億8000万円)やニコラス・サイヴァルト(1600万ユーロ/約25億6000万円)などの20代前半の若手が、RBライプツィヒでの活躍が認められ今大会のメンバーに選出されている。 今大会は隣国ドイツでの開催ということもあり、大きな声援を受けて試合ができることはアドバンテージとなる。