アシックス、アディダス、ナイキ、ニューバランス、ホカ、オンの最新シューズを試した! ──GQエディターのベストバイ
エントリー06 ADIDAS(アディダス) アディゼロ アディオス プロ3 メーカー資料によると「高反発推進テクノロジー搭載爆速レーシングモデル」。「爆速」は大袈裟な表現かと思ったが、これが確かにそんな感じである。軽量ながらバネがあり、効率的なストライドで走らせられる、高剛性なカーボンを使用した「ENERGYRODS」を搭載。クッション性も素晴らしく、よく跳べる。効率的に走るためのスイートスポットは広くはないのだが、着地時に重心が外側にぶれやすい記者には内側体重を促す構造がハマった。路面が濡れていても、高いグリップ力で安定した走りをサポートしてくれるのもうれしい。砧公園を出て駒沢通りを直進、恵比寿を経由して皇居1周を含む銀座までの22.13km走では4.34/kmペースで刻み、1:40:53を記録した。タイムはアシックスに及ばないが、サッカースパイクを想起させる、走る気にさせるデザインはグッドポイント。本企画のナンバー1シューズとしたい。 Best time 日時:6月15日 距離:10.29km 平均ペース:4:28/km 重量(27.0cm):215g。¥26,400 by ADIDAS(アディダスお客様窓口/Tel:0570-033-033) 文と編集・神谷 晃 AKIRA KAMIYA(GQ)