アシックス、アディダス、ナイキ、ニューバランス、ホカ、オンの最新シューズを試した! ──GQエディターのベストバイ
エントリー04 NEW BALANCE(ニューバランス) フューエルセル レベルv4 弾む感覚と推進力が特徴のテンポアップシューズの第4弾。アップデートされた新作は、ミッドソールにPEBA配合のFuelCellを搭載し、反発弾性の向上と軽量化を実現した。インプレッションは「脚に覚えあり」。ブラインドテストをしてもわかる快適性、クッション性は健在であり、まさにニューバランス・クオリティ。履いた瞬間にわかるほどだ。アウトソールの接地面は広く、着地と蹴り出し時の安定性は実に素晴らしい。つま先、踵など、どのポイントで走っても姿勢は安定しており、コンディションに左右されることがない。サブ4を目指すランナーの本番、あるいはトレーニングでの使用がベストか。 Best time 日時:7月2日 距離:8.37km 平均ペース:4:32/km 重量(27.0cm):200g。¥16,500 by NEW BALANCE(ニューバランスジャパンお客様相談室/Tel:0120-85-7120)
エントリー05 ASICS(アシックス ) メタスピード エッジ パリ トップランナーも対象とするレーシングシューズであり、足の回転が速いピッチ走法向けのモデル「エッジ」をチョイスした。写真は、春にローンチした新作に加わったスペシャルコレクション、ニューカラーとなる。既存のメタスピードシリーズに比べると、高いスピード域での走りやすさとエネルギー効率を向上させたそうで、確かにスピードに乗りやすい。安易に跳ねさせない、前方に進ませる推進力をはっきりと実感できた。ソール素材の柔らかさと反発性は抜群で、とにかく圧倒的に軽い。砧公園から国道246を直進して皇居1周を含む銀座までの20.38km走では4.30/kmペースで刻み、1:31:48の好タイムを記録した。デイリートレーニングに使いたくなるほど、快適性を犠牲にしないレーシングシューズである。来年の東京マラソンは「メタスピード エッジ パリ」で決まりか? Best time 日時:6月22日 距離:8.33km 平均ペース:4:18/km 重量(27.0cm):約185g。¥27,500 by ASICS(アシックスジャパン カスタマーサポート部/Tel:0120-068-806)