「YouTubeオワコン気味だしね」手越祐也『イッテQ』復帰で聞こえてきた “テレビ頼り” な現実…ネット “転職” 4年で「代表作」にすがったワケ
10月13日、元「NEWS」の手越祐也が、バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系、以下『イッテQ』)に出演。手越が同番組に出るのは、4年ぶりだ。 【画像あり】『イッテQ』降板後に「タトゥ」を隠さなくなった手越祐也 「手越さんは、2007年からレギュラー出演していましたが、2020年5月、新型コロナウイルスの緊急事態宣言下で酒席をともなう外出を報じられ、芸能活動を自粛。同年6月にジャニーズ事務所(当時)とタレント契約を解除と同時にNEWSも脱退し、『イッテQ』も降板になりました。 今回の『イッテQ』では、内村光良さんと宮川大輔さんと3人でイタリアの『ウナギ祭り』に参加。お祭りのゲスト出演のみでスタジオには顔を出さなかったものの、今後のレギュラー出演も期待されています」(芸能記者) お祭りでの生き生きとした手越の姿は、インターネット上で大きな話題になった。そんななか、XではYouTubeの手越と『イッテQ』での彼を比較する声があがっている。 《手越くんTV出てるやん…完全復帰するんかな宮迫も最近出てきたしYouTubeオワコン気味だしね…》 《手越のYouTubeチャンネル、再生回数終わってたw》 《手越ってやっぱテレビの人だな輝く場所はYouTubeじゃない》 《手越単体だとクソつまんないことがYouTubeで明らかになったから、イッテQのスタッフみたいな優秀な人にいじってもらわないとダメなんだよ》 2020年6月、手越は事務所を退所するとほぼ同時にYouTubeチャンネルを開設。退所の経緯を説明する記者会見の様子を流した動画は、240万回再生を記録したが、その後は苦戦を強いられている。 「チャンネル登録者数が170万人を超えた時期もありましたが、現在は130万人まで減少。テコ入れのためか、8月からさまざまなゲストを呼んでトークを繰り広げる大型企画『手越祐也の日曜二軒目で会いましょう』を公開しています。 そもそも、この企画も『イッテQ』が放送終了した後の日曜夜9時に公開と、“おこぼれ” を狙った感が否めませんでした。それでも、再生回数は4~5万回程度。そのほかの動画も、10万回再生に満たないことが多いです」(前出・芸能記者) テレビ業界と決別し、ネットの世界に “転職” してから4年で失速した印象は否めなかった。テレビ局関係者は「動画の企画内容」に問題があるのではないかと語る。 「チャンネル開設当初、バラエティ番組で活躍する手越さんの動画に期待する人も多かったです。ただ、投稿した動画は、マクドナルドやサイゼリヤの大食い企画や、1日のルーティン動画。コラボしたYouTuber・ヒカルさんやタケヤキ翔さんへドッキリを仕掛けるなど、目新しさがありませんでした。 これまでの手越さんは、『イッテQ』での宮川さんらとのやりとりやナレーションでの独特なイジりなど、ある程度方向性の定まったテレビと相性がよかった印象です。 YouTubeでは、つねに新しい切り口の動画を出し続けなければ埋もれてしまいます。手越さんは退所発表時、YouTubeに意欲を燃やしていましたが、現在の状況を見る限り、結果的にテレビに頼らざるを得なかったと言えなくもありません」 手越同様、2020年のコロナ禍以降、芸能人がYouTubeに参入したケースは多い。YouTubeで新たな活路を見出したタレントも少なくない。 「江頭2:50さんは、芸風である体当たり企画を軸に、カラオケやグルメ、ドライブなどあらゆる角度の動画を投稿し、チャンネル登録者は446万人、再生回数も100万回超えを連発しています。 とんねるずの石橋貴明さんも、テレビディレクターのマッコイ斎藤さんをブレーンに据え、あえて、ひと昔前のテレビのような動画を投稿し、現在も根強い人気を誇ります。 また、嵐の二宮和也さん、KAT-TUNの中丸雄一さん、Hey! Say! JUMPの山田涼介さん、timelesz(タイムレス、旧・Sexy Zone)の菊池風磨さんの『よにのちゃんねる』も、派手さはないものの、ほのぼのとした空気感でファンの支持を獲得し、チャンネル登録者は460万人を超えています。 テレビとYouTube、どちらのジャンルでも成功する例はあるので、手越さんも『イッテQ』復活の勢いを生かせるといいのですが……」(前出・テレビ局関係者) テレビでの大暴れを糧に、もう一度、YouTubeで元気な “テイッ” 見せられるのか──。