外出先で衣類にシミが!シミ取りがなくてもできるその場で取る方法とは
■水性汚れの場合(しょうゆ、コーヒーなど) しょうゆやコーヒーなどの水性汚れは、水だけで落とすことが可能。「繊維にシミが定着しないように、汚れたらすぐに対処することを心がけて。ただし、洗濯表示を確認し、水洗い不可のものは自分で処理するのは控えてください」 【手順】 ① シミがついた布の下に、ティッシュペーパーを敷く
② 上から水に濡らしたティッシュペーパーでたたいて、汚れを落としていく(シミが徐々に薄くなったら、下に敷いたティッシュペーパーを取り替える)
水性汚れなら、水だけでこんなにきれいに。 外側から内側に向かってポンポンと叩くように、下に敷いたティッシュペーパーに汚れを移していくイメージで行うときれいにシミを落とすことができます。「シミの部分を直接水につけると、シミが広がる可能性があるので絶対にやめてください!」
■油性汚れの場合(ドレッシング、ミートソースなど) ドレッシングやミートソースなどの油性の汚れは、石けんを使うのが効果的です。石けんは、お手洗いなどに置かれているものでOK。食器用洗剤やメイク落としでも代用可能です。水性汚れと同様、できるだけ汚れたらすぐに対処することが肝心。「洗濯表示で水洗いできるかを確認したら即対処を!」 【手順】 ① シミがついた布の下にティッシュペーパーを敷き、つまむようにして固形物を除去する
② 上から石けんをつけたティッシュペーパーでたたいて、汚れを落としていく(シミが徐々に薄くなったら、下に敷いたティッシュペーパーを取り替える)
③ シミが取れたら、水を含ませたティッシュペーパーで石けんを落とした後、濡れた部分のふちをなじませる
諦めがちな油性汚れも、水と石けんだけで汚れを落とすことに成功。「油性汚れは輪じみになりやすいので、最後③の輪じみ対策は忘れずに」
■シミ取りグッズを使った対処方法 いざという時のために、ポーチに入れて持ち運べる「シミ取りグッズ」を常備しておくと安心です。薬局やコンビニ、バラエティショップで手軽に購入できる便利グッズを使った、シミ取り方法をご紹介します。