焚き火じゃなくて熾火台? 新しい焚き火スタイルで爆ぜる薪に癒やされる
サイトウ工研が立ち上げたアウトドアブランド「薄暮舎」から、焚き火のこだわりが詰まった熾火(薪や木炭が炎を上げず赤く燃えている状態)が楽しめる「熾火台」を2024年5月に発売しました。品質・デザイン・機能性に優れた同アイテムは、癒やしを求めるキャンパーに、これまでにない新しい焚き火の体験を提供します。 【写真】焚き火台ならぬ熾火台の機能性を見る(全19枚)
熾火を楽しむため新しいプロダクト
熾火が隠れない逆三角錐のメッシュ構造の熾火台は、炎を上げずに真っ赤に燃えている熾火を隠さず、その美しさを存分に楽しめるデザインとなっています。世の中には千差万別の焚き火台がリリースされていますが、大胆なメッシュ構造とすることで、熾火が折重なっていく姿を外から楽しむことができるのです。 開口の大きなメッシュ構造の火床は全面から空気を取り入れることができ、大きな炎をつくり出せるほか、薪の状態がひと目で把握でき、火吹き棒で狙いもつけやすいので、炎を自在にコントロールすることができます。また、熾火台の脚は自然のフィールドにフィットしやすい三脚を採用することで、凸凹の地面や岩場でも安定して置くことができるほか、三角錐のメッシュ構造の火床の下には灰受けが設けられ、自然環境にダメージを与えることが少ない設計となっています。
工具いらずで簡単組み立てができる
火床は3枚のウィングで構成され、直径3.2mmの溶接金網を直径4mmのフレームで囲ったウィングだけで十分な強度を持ちながら、熾火をつくり出すために必要な30cm~40cmの大きな薪をしっかり支えてくれます。 一見複雑そうに見える組み立ては、パーツを組み合わせるだけで自立する構造で、工具を使用することなく短時間で安全に設営できる設計。もちろん初心者でも安心して使用でき、持ち運びする際は灰受けに各パーツがコンパクトに収まり、コーデュラバリスティック製の熾火台専用キャリーバッグ(別売)も用意されています。このキャリーバッグには極太ファスナーが使われており、手袋していても簡単に開閉することが可能です。