名球会総会 王貞治顧問がドジャース監督との会食語る「愉快だった」「大谷君にもずいぶん…」
日本プロ野球名球会の総会が12日、静岡県三島市の「グランフィールズカントリークラブ」で開催され、王貞治顧問(ソフトバンク球団会長)が出席。今月上旬、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が来日した際に会食し、「ジェントルマンで愉快だった。日本の野球にも凄く関心を持ってくれていた。大谷君にもずいぶん気遣いしてくれた」と印象を口にした。 ロバーツ監督は9日(日本時間10日)、ウインターミーティングが行われているテキサス州ダラスの会場で取材対応し、来日中に王顧問と食事したことを明かしていた。ロバーツ監督はCM撮影や生まれ故郷、沖縄県那覇市の特別栄誉賞授与式に参加するため、今月上旬に約20年ぶりに来日。「王貞治さんとの会話は、正直言って正気の沙汰ではなかったと思う」と興奮気味に振り返り「王貞治さんを目の当たりにするまで、私は王貞治の存在を本当に信じていなかったんだ」と目の前で会うまで実在すると信じられないぐらい神のような憧れの人物だったと明かしていた。 来年3月にはド軍とカブスの日本開幕シリーズ(東京ドーム)が予定されている。王顧問は「楽しみですよ。僕もぜひグラウンドに行ってみたい。またお会いしたい」と笑顔だった。