「井口資仁さんや小早川毅彦さんもノリノリで」『ワースポ×MLB』三宅絹紗アナ“決めポーズ”の真相と不思議な縁…「バイト時代もドジャース担当」
NHK・BSメジャーリーグ情報番組『ワースポ×MLB』の平日キャスターとして注目を集める三宅絹紗アナウンサー。インタビュー後編はその素顔に迫った。野球との不思議な縁や、10代で経験した大きな挫折、プロ野球OBの解説者も巻き込んだ”あのポーズ”の真相とは――。〈全2回の後編/前編はこちら〉 【写真】「か、かわいい」三宅アナが決める“ドジャースポーズ”ほか撮り下ろし写真&大谷秘蔵写真を大量お蔵出しを全部見る 学生時代から野球観戦が好きだったという三宅アナウンサー。『ワースポ×MLB』のキャスター就任は不思議な縁に導かれていた。 三宅 父が早稲田実業の野球部で荒木大輔さんの1学年下だったんです。選手として甲子園には出場していないんですが、大学でも野球を続けました。野球が大好きだった父の影響で私もよく、早慶戦やプロ野球を観に行っていたんです。
亡父の縁・アルバイトの縁
――荒木さんは1年夏から5季連続で甲子園に出場しています。お父様もチームメートとして「大ちゃんフィーバー」の渦中にいたんですね。 三宅 荒木さんにはすごく良くしていただいたようです。父は私がアナウンサーになる前の2019年に亡くなってしまったんですが、今回のお仕事をしている中で、荒木さんが他の解説者の方に「僕の後輩の娘さんだからよろしくね」と言ってくださったみたい。五十嵐(亮太)さんにお会いした時「荒木さんから聞いたけれど、すごい縁があったんだね」と声をかけていただきました。本当にありがたかったです。 ――フェリス女学院大時代は、東京・恵比寿にあった「MLB café TOKYO」でアルバイトをしていたとか? 三宅 はい。店員はそれぞれ担当のチームがあるんです。私は4年間ずっとドジャース担当だったんですよ。ユニフォームを着て、グッズを身に着けて接客していました。将来は何かの形でMLBに携わる仕事がしたいと夢見ていたんですが、まさかこういうご縁をいただけるなんて。運命を感じています。
父は腰を抜かしているかも
――『ワースポ』キャスター1年目でそのドジャースが優勝。大好きだった野球を娘さんが伝えているというのは、亡くなったお父様も喜んでいるでしょうね。 三宅 腰を抜かしていると思いますよ(笑)。昔、父がよくテレビで見ていた井口(資仁)さんや福留(孝介)さんと一緒にテレビに出ているなんて、びっくりしているでしょうね。その姿を見せられなかったのは凄く残念だなと思うんですけれど、でも、どこかで見てくれているんじゃないかと感じるんです。父の色々な縁が巡り巡って、導いてくれているのかな、って。 父娘二代の夢を叶えた三宅アナウンサーだが、10代の頃には大きな挫折を経験している。3歳からクラシックバレエに熱中。憧れていた宝塚歌劇団に入るため宝塚音楽学校を志した。しかし中学3年生から4回挑戦できる受験は、全て不合格に終わった。
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