筋トレ初心者がやりがちな「無視すべき」こと10選。まずは習慣化させるところから!
4. 「完璧なフォーム」でなくていい
完璧なフォームでなければならないと思い込んでいる人が多すぎます。 及第点のフォームで問題ないのです。 「完璧な人」なんていません。安全に効果的なリフティングをしているなら、そのフォームで十分なのです。 続けていると徐々に磨きがかかってきます。
5. 初心者だからこそ向上する余地が大きい
運動をはじめたばかりのころは、簡単に上達します。どの年よりも筋肉と筋力を増やすことができます。 要するに、運動をはじめた1年目に休憩しても、初心者の果実を「無駄にする」ことも「失う」こともありません。 そして、初心者の段階を脱したあとも、まだまだ向上する余地はあります。
6. 特別な運動器具がなくても必要な運動はできる
ブーティバンド、アンクルウェイト、ペロトン、エアバイク、アシストスクワットができるおかしな器具などの宣伝文句に踊らされがちです。 どれも重要ではありません。ブーティバンドがなくても、臀部を鍛える方法は文字どおり何百とあります。
7. ワークアウトは分割しても構わない
月曜日は胸、火曜日は背中と上腕二頭筋といったように、身体の部位ごとに筋力トレーニングを行なうのも1つの方法です。 5日分割、プッシュ&プル・レッグス分割、アッパー・ロワー分割などがあり、それぞれに応じた良いプログラムがあります。 もちろん、トレーニングの分割はしてもしなくても構いません。単にそういう順番でやるというだけです。
8. 「誰にとってもベスト」なウォームアップは存在しない
有酸素運動であれ筋力トレーニングであれ、ウォームアップのポイントは、これから行なうワークアウトに備えることです。 体が硬い人は、その部位のストレッチをすることで、体をほぐすことができます。 つまり「誰にとっても正しいウォームアップ」というものは存在しません。 ジムで何をしたらよいかわからないときは、カーディオマシンを使ったり、自重エクササイズを行なってから、その日のワークアウトをはじめましょう。 身体がもっと具体的なことを必要としていれば、身体がそれを教えてくれるはずです。
9. 最初のうちは心拍数は気にしなくていい
最近は、心拍数を測定して、そのトレーニングに適した「ゾーン」にいるかどうかを教えてくれるガジェットがあります。 しかし、これらはすべて最大心拍数を基にした計算式を使っており、間違っていることがあります。 最大心拍数を推測する計算式はありますが、身体は人それぞれですし、最大限の努力をしない限り、この機器で本当の最大心拍数を知ることはできません。 最初は、これらの自覚的な努力レベルで運動し、各レベルでの心拍数に注目しましょう。 心拍数135で、暑くて汗ばむけれども死にそうになることはない…と感じたら、それは装着中のApple Watchがどう言おうと、おそらくあなたのレベルは上がっているでしょう。