出たー!「高速道路でガス欠」自分だけは起きないと思う人々が「ガチでヤバイ」理由とは 「対策してない」実態が大惨事招く!?
ガス欠は違反!高速道路でやってしまいがちな違反はこのほかにも
高速道路を走行中にガス欠をすると、道路交通法第75条の10第1項「自動車の運転者の遵守事項」により、「高速自動車国道等運転者遵守事項違反」となり違反点数2点と、反則金9000円(普通車の場合)が科せられます。
また、非常停車中に三角表示板を設置しないと「故障車両表示義務違反」となり違反点数1点と、反則金6000円(普通車の場合)が科せられます。 このほか高速道路を走行中にうっかりやってしまう違反に「車両通行帯違反」があります。高速道路上の違反では、スピード違反の次に多い違反となっています。 「令和6年版 交通白書」によれば、令和5年(2023年)の高速道路上で最も多かった違反は「最高速度違反」の26万1523件、構成比71.8%、その次が「車両通行帯違反」の4万7149件・13%となっています。 これは、追い越し車線を走り続けるという違反です。追い越し車線は、追い越しが終わったら十分安全な車間距離が取れることを確認した上で、速やかに走行車線に戻らないといけません。違反点数は1点、反則金6000円(普通車の場合)となります。 どの程度の距離を走り続けると車両通行帯違反になるのかという明確な定義はありませんが、安全に走行車線に戻れる車間距離がない場合以外は、すべて取締りの対象となると考えましょう。 左車線からの追い越しも違反となります。登坂車線も追い越しのための走行は違反となります。これは「追い越し違反」となり、違反点数2点、反則金9000円(普通車の場合)が科せられます。 高速道路に乗る前には、ガソリン残量のチェックをお忘れなく。そして高速道路に乗ったら「安全運転」でどうぞ。
佐藤 亨