4度のオールスター選出を飾ったフォワード、ポール・ミルサップが現役引退
12月4日(現地時間3日)。NBAで16シーズンをプレーしてきたポール・ミルサップが現役を引退したと『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が報じた。 【動画】オールスター入りしたミルサップの2016年ハイライト! 201センチ116キロのパワーフォワード兼センターは、2006年のドラフト2巡目全体47位でユタ・ジャズから指名されてNBA入り。7シーズン過ごしたジャズでスターター入りすると、2013年夏にフリーエージェント(FA)となってアトランタ・ホークスへ移籍。 ホークスでアル・ホーフォード(現ボストン・セルティックス)やデニス・シュルーダー(現ブルックリン・ネッツ)、ジェフ・ティーグ(元ホークスほか)らとプレーし、在籍した2013-14から2016-17まで4シーズン連続でオールスターに選ばれた。 その後デンバー・ナゲッツへ移籍し、ニコラ・ヨキッチやジャマール・マレーらとプレーし、チームのプレーオフ進出を後押し。現役最後となった2021-22シーズンにはネッツとフィラデルフィア・セブンティシクサーズでプレーしていた。 レギュラーシーズン通算1085試合の出場で、キャリア平均28.1分13.4得点7.1リバウンド2.2アシスト1.2スティール1.0ブロックを残したミルサップは、500本(541本)の3ポイントシュート成功、スティール1000本(1327本)、ブロックショット1000本(1045本)をクリアしたNBA史上8人のうちの1人でもある。 4度のオールスター選出に加え、2015-16シーズンにはオールディフェンシブセカンドチームにも選ばれ、スコアラーから地味な仕事までさまざまな役割をこなし、NBAで16シーズンを戦い抜いた。
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