【福岡ボート・GⅠ周年記念】上野真之介「いい年だから落ち込んでいない」 三国GⅠ引きずらず初日1枠で白星
<8日・福岡ボート・初日> 上野真之介が泰然自若の心で戦い抜く。一走目の初日3Rは4コース6着と大敗を喫したが、後半10Rはコンマ04のトップSを決めてインから逃げた。 1R前に行われたオープニングセレモニーでは、「いつか取れるといいな~」と発言。これは前走地の三国GⅠを受けてのもの。優勝戦1号艇ながらF艇の影響もあって2着に敗れた。 GⅠ優出は10回を誇るが、優勝はいまだにない。悲願の初Vを逃してしまったが、「皆さんが思っているほど落ち込んでいません。なので、開幕式もあんな感じで(笑)。僕だってもう36歳ですよ。いい年なんですから、そんなに落ち込みません」と気丈に振る舞った。 30代後半にさしかかったが、見た目もレースも若々しいの一言。10Rも的確な判断で、小池修平の鋭い差しを許さず、吉田裕平のツケマイもしっかりと受け止めた。「ペラで特徴はつけるのは難しそう」と調整に苦戦しているが、持ち味の若さあふれるレースでV争いを演じる。