ゴール前のスパート合戦、順大が7秒差でシード逃す…終盤まで東京国際大・東洋大・帝京大と並走
第101回箱根駅伝の復路が3日行われ、次回大会の出場権が得られる上位10校のシード争いは10区のゴール直前までもつれ込んだ。20キロ付近まで8位集団を形成していた東京国際大、東洋大、帝京大、順天堂大の4校による競り合いの末、東京国際大、東洋大、帝京大の3校がシード権を獲得した。
ゴールまで数キロを切り、最初に仕掛けたのは東京国際大の大村良紀(3年)。大村の飛び出しで、集団はやや縦長になった。その後、順天堂大の古川達也(2年)が遅れ、東洋大の薄根大河(2年)と帝京大の小林咲冴(1年)がその前で並走する形に。ラストスパートを続けた4人はそのままゴールになだれ込んだ。
8位に入った東京国際大の総合タイムは10時間54分55秒で、9位の東洋大は1秒差、10位の帝京大はさらに2秒差という僅差だった。11位の順天堂大は、10位の帝京大と7秒差でシード権を逃した。(デジタル編集部)