井上尚弥に挑戦状「最強は最強と戦うべき」 暫定王者・アフマダリエフが挑発「オレは準備万端だぞ」
井上の試合延期決定直後…アフマダリエフが対戦要求
プロボクシングのWBA世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦が14日(日本時間15日)にモナコで行われ、元WBA&IBF世界同級王者の30歳ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)がリカルド・エスピノサ(メキシコ)に3回2分59秒TKO勝ち。直後にリング上で「俺は準備万端だぞ」として、同級世界4団体統一王者の井上尚弥(大橋)との対戦を熱望。大いに煽った。 【動画】「俺は準備万端だぞ」 アフマダリエフが左ストレートで衝撃TKOを決めた動画 3回にアフマダリエフの拳が火を噴いた。エスピノサからこの試合最初のダウンを奪うと、攻撃を緩めず。すぐに2度目のダウンを奪取し、立ち上がった相手を追い詰め続けると、ラウンド終了間際に3度目のダウンを奪ってレフェリーがストップ。衝撃的な攻撃力で早々と試合を終わらせた。 米スポーツチャンネル「DAZNボクシング」公式Xは「ナオヤ・イノウエにメッセージ」と題して、試合後のアフマダリエフの様子を動画で発信。通訳を使って井上に対し「俺と戦いたくないのなら、その理由を説明しろ。俺が王者だったときはルールを守った。君もルールを守るべきだ。俺は指名挑戦者といつも戦ってきた。だから、説明してくれ。俺は準備万端だぞ」と激しい言葉で対戦を要求している。 また米専門メディア「ボクシング・シーン」のジェイク・ドノバン記者は自身のXで「最強は最強と戦うべきだ。俺は指名挑戦者であり(暫定)王座も手にした。イノウエは、この階級最高であると示さなければいけない。彼は伝説だ。それなら証明してみろ」というアフマダリエフのコメントを紹介した。 井上は24日にWBO&IBF世界同級1位のサム・グッドマン(オーストラリア)と東京で対戦する予定だったものの、グッドマンのスパーリング中の怪我により、試合は1月24日に延期されている。
THE ANSWER編集部