【SNSで絶賛の嵐】「侍タイムスリッパー」全国拡大公開決定! 松竹系・東宝系をはじめ50館以上で上映へ
武士が落雷によって現代の時代劇撮影所にタイムスリップし、“斬られ役”として生きていく姿を描いたコメディ「侍タイムスリッパー」の全国拡大公開が決定した。新宿ピカデリー、TOHOシネマズ 日比谷などの松竹系・東宝系をはじめ、50館以上の映画館で、9月13日より順次公開となり、ギャガが配給に加わった。 「侍タイムスリッパー」は、8月17日にインディーズ映画の聖地である池袋シネマ・ロサのみで封切られ、初日からSNSで絶賛クチコミの嵐となった。満席になる回も目立つなか、8月30日からは川崎チネチッタでも上映がスタートした。 本作を手掛けた安田淳一監督は「『カメラを止めるな!』を目指して作った」と語っており、自主制作映画でありながらも、時代劇の本場「東映京都撮影所」の協力を得て撮影された時代劇となっている。不特定多数の人々が映画館の暗闇のなかで笑い声をあげながら時間を共有し、エンドロールでは作品へのリスペクトと感謝を込めた拍手に包まれる一体感――これも老若男女を問わずに支持されている大きな理由だ。 池袋シネマ・ロサでは、監督とキャストによる舞台挨拶やお見送りを頻繁に行い、観客とのコミュニケーションを大事にしていることも魅力な“チーム侍タイ”。劇中での愛すべきキャラクターも相まって、誰もが応援したくなるキャストたちに対して「7回観ました」「4回目です」と話しかける“侍タイサポーター”もどんどん増えている。 劇場公開日の詳細は、公式サイト(https://www.samutai.net/)で確認可能。安田監督のコメントは、以下の通り。 【安田淳一監督】 10年前に初めて『拳銃と目玉焼』という映画を作った時、日本全国の劇場にDVDを送ったり、持ち込んで上映のお願いをしましたが、ほとんど相手にしてもらえず、大阪のとあるミニシアターが上映を決めてくれました。初日こそ30席が満席になったものの、翌週には観客が1名という日もありました。 それを思うと、『侍タイムスリッパー』は毎日多くのお客さまが劇場に来てくださり、大手のシネコン様から直接オファーを頂けたことが夢のようです。 僕だけではなく、出演頂いている俳優さんや助けてくれたスタッフ、そして自主映画で頑張っている皆のためにも、なんとか結果を残したいと思います。