石破首相、けさトランプ氏と電話会談 南米訪問にあわせ直接会談も模索
日テレNEWS NNN
アメリカ大統領選挙で勝利を確実にしたトランプ前大統領は7日、早速相次いで各国の首脳らと電話で会談しました。 【動くグラフ】米大統領選挙2024 ハリスVSトランプ 支持率の推移 日本政府の反応です。石破首相とトランプ氏との電話会談について、国会記者会館から中継です。 6日、トランプ氏の勝利確実の一報が伝わるとすぐに祝意を述べた石破首相ですが、7日朝は早速、電話会談を行いました。外務省関係者は、トランプ氏との関係構築に「ほかの国に遅れるわけにはいかない」と話していて、猛アピールが始まっています。 石破首相 「できるだけ早期にお会いしようということを確認するとともに、日米同盟、さらに、より高い次元、より高い段階に引き上げていこうということで一致をいたしました。一言で言えば、非常にフレンドリーな感じがしました」 電話会談は、7日午前9時半から、およそ5分間行われました。 会談後、石破首相は「これから先、言葉を飾ったりつくろったりするのではなく、本音で話ができるという印象を持った」と手応えを口にしました。 一方、トランプ氏が在日米軍の駐留費など、安全保障面で日本にさらなる負担を求めてくる懸念について、石破首相は「いろいろな観点から日米同盟の強化を精力的に議論をしていきたい」と述べただけでした。 石破首相は来週、国際会議に出席するため、南米を訪れるのにあわせてアメリカを訪問し、トランプ氏と会談することを模索しています。 ある外務省幹部は「同じことを世界各国の首脳も考えている」と述べていて、会談が実現するかが、2人が関係を築けるかの次のカギとなります。