【四日市競輪・ガールズ】吉川美穂 2連勝で決勝進出! 奮起させる〝新たな家族〟の存在
四日市競輪のF2ナイター「21pro杯 中京スポーツ賞」は7日、2日目を行い、7Rガールズ予選2では吉川美穂(31=和歌山)が貫禄のまくりで2連勝。順当に決勝進出を決めた。 今開催はG1競輪祭女子王座戦(小倉)から中13日での参戦。トップレベルでの激闘を終えて1週間ほど休みを入れたそうだが、その後は「しっかり練習してきた」。成果はきっちりと走りに表れており「踏んでる感じは悪くない」と手応えも口にしている。 2年連続出場を目指していた年末のガールズグランプリ(静岡)は補欠1位。「休む人はいないでしょう(笑い)」と大きな期待はしていない。気持ちは既に新たな戦いへと向いており、今回はその第一歩。初日に1着スタートを飾ると「ピンピンピンで優勝したい」と力を込めていた。 原動力となっているのは、準決敗退に終わった競輪祭での悔しさばかりではない。実は最近になって〝家族〟が増えたのだという。「ちょっと前に家の前で、見知らぬ黒い子猫が何時間もジッとしていたんです。周囲を見渡しても母親らしい猫も見当たらなくて、このままでは死んでしまうと思って保護しました」。 4匹の猫を飼う愛猫家としても知られる吉川だが、体重わずか850グラムの〝新メンバー〟が癒しを与えてくれていることは想像にかたくない。 8日の11Rガールズ決勝は大方の予想通り太田美穂との〝ダブル美穂対決〟となった。「ミポリンがおるんで、考えて走りたい。たいてい勝っとるけど、油断できない」。大胆かつ慎重に、有言実行の完全Vを目指す。
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