レヴァークーゼン所属のドイツ代表MFヴィルツは来夏争奪戦へ バイエルンやレアル・マドリードが獲得目指す
昨季はブンデスリーガ年間最優秀選手賞にも選出
バイヤー・レヴァークーゼンに所属するドイツ代表MFは来夏争奪戦になりそうだ。 マクシミリアン・コッホ氏によると、バイエルンは来夏、レヴァークーゼンに所属する21歳のドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツの獲得を計画しているという。バイエルンはヴィルツを非常に高く評価しており、獲得のため多額の移籍金を支払う準備があるようだ。 【動画】ヴィルツが決めたCL初ゴール レヴァークーゼンの下部組織出身のヴィルツは2019年5月18日のヴェルダー・ブレーメン戦でプロデビュー。17歳15日でのデビューは当時のブンデスリーガ史上3番目の若さとなり、カイ・ハフェルツの持つ17歳125日という記録も更新し、クラブ史上最年少デビューを果たした逸材。デビュー以降は着々と出場機会が増加し、瞬く間にクラブの主力に。昨季はブンデスリーガ32試合に出場し、11ゴール11アシストを記録するなど、クラブの無敗優勝に大きく貢献。ブンデスリーガ年間最優秀選手賞にも選出された。 そんなヴィルツは来夏争奪戦に。同氏によると、レヴァークーゼンは現在、ヴィルツの売却には1億5000万ユーロの移籍金を要求しているが、来夏にはその移籍金も1億ユーロ程度にまで落ちるとのこと。現在はバイエルンやレアル・マドリードが獲得を狙っているが、現時点では前者が獲得レースをリードしているという。 21歳にしてドイツ代表の10番を背負うなどまさに同国の至宝とも言えるヴィルツ。そんな同選手は来夏にクラブを離れる決断することとなるのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部