暮れの酉が教える…初詣のタイミング、じつは元旦よりも「行くべき最強の日」があった!「幸運を引き寄せる」意外な方法
初詣より年末のお礼参りが大事、人生のリスタートを切るなら12月。開運のプロが12月の十二支・子と12月の五行・水を味方につけて運気をあげる方法を解説します。 【写真】Momoka Japan 外国人が日本食を食べて感動が止まらない “季節の養生”と言われるほど季節や暦を重視する「中医学」と、根源的な理論や原典が共通することから、じつは中医学と大きくリンクする「東洋占術」を組み合わせ、まったく新しい「開運養生」という概念を生み出したのは、著書累計45万部の大人気漢方コンサルタント・櫻井大典氏と、メディアで引っ張りだこの占い師・暮れの酉氏。 本稿では、それぞれの分野で活躍中の二人による、数千年の歴史に裏付けられた「中医学」と「東洋占術」の智慧を惜しみなく活用した、幸運と健康を引き寄せる『開運養生12か月』(ワニブックス刊)より一部を抜粋・編集し、東洋占術の観点から、物事をスタートさせるには意外にも「12月(冬至)」がよい、という理由について、徹底解説します。
12月は“新しい一歩を踏み出す”ベストタイミング!
今年も残すところわずか――。でも、ちょっと待ってください。1年を締めくくる前に、まだまだ“やっておくべきこと”があるんです。 開運養生アクション(ラッキーアクション)、開運養生スポット(ラッキースポット)というと、「なんだ、ただの占いか」と思われる人もいるかもしれません。 しかし、古代中国の思想において、もっとも大切にされてきた自然哲学の理論「陰陽五行説」にもつながる「十干十二支(じっかんじゅうにし)」という暦を使った“開運法”は、まさに、数千年の歴史に裏付けられた東洋の智慧の結晶なのです。 ここでは、その「十干十二支」という暦を使い、12月の運勢や開運養生アクション、開運養生スポットなどをご紹介していきましょう。
12月の十二支「子」が持つ意味
さて、12月の十二支は、「子(ね/ねずみ)」。「子」は十二支のリーダーで、中国の暦ではスタートのタイミングです。 冬至に「一陽来復(いちようらいふく)」という言葉がありますが、これは「陰が極まり陽が戻る」という意味があり、人生のリスタートや新しい一歩を踏み出すのにふさわしい、重要な月になります。 「子」は「水」の五行で、空から降ってくる雨水のイメージを持っています。そのまま天からのメッセージを受け取る年越し・初詣などにもつながりますが、一方で、湿気などの見えない水という意味も持ち、このことから秘密、見えない努力、物事を掘り下げるなどのアクションが開運へとつながります。 まさに「雨だれ石を穿つ」といったときですので、華やかなイベントシーズンならではの外向的なアクションとは反対にはなりますが、人間関係でも勉強でも、深く掘り下げてみましょう。