「どうせ自分なんか...」自己否定のクセがなくなる5つのプロセス
落ち込む出来事ばかりで、自分に自信が持てない...一度ネガティブのループに陥ると、自己肯定感も下がり新しい何かに挑戦する意欲も生まれにくくなります。 「人間関係がつらい人」の心を軽くする8か条 心理カウンセラーの中島輝さんが、そんな「うまくいかない連鎖」から抜け出す方法を著書『自分を好きになる7つの言葉』にて教えてくれます。 ※本稿は、中島輝著『自分を好きになる7つの言葉』(きずな出版)より内容を一部抜粋・編集したものです。
自分を解放する「泣いてもいいよ!」
本稿では、落ち込んでいる自分を受け入れる大切さについて掘り下げます。 時には、心の中に怒りや悲しみが溜まってしまうことがあります。これらの感情は、無視してしまいがちですが、認めて表現することが心の健康には必要です。 人は、落ち込むと、怒りや悲しみといったネガティブな感情を感じることがよくあります。これはまったく自然なことで、人間だからこそ経験する感情です。 問題は、これらの感情をどう扱うかにあります。怒りや悲しみを無視したり、抑圧したりすると、心の健康を害することがあります。 落ち込んでいる自分を受け入れる最初のステップは、自分の感じている怒りや悲しみを認めることです。感情は、あなたの心が何かを伝えようとしているサイン。それらを無視せず、自分の心と向き合うことが大切です。 そして、その向き合った感情を表現することも、自分を解放する重要なステップです。「泣くこと」は、特に有効な方法の一つです。 泣くことで心の重荷を少し軽くし、感情を外に出すことができます。泣くことには、心を落ち着かせ、ストレスを軽減する効果があります。 また、泣くことで、人は他人との絆を深めることができます。誰かに心の内を話し、共感を得ることで、孤独感を軽減し、支援の輪を広げることができます。 落ち込んでいるときは、一人で抱え込まず、信頼できる友人や家族、場合によっては専門家の支援を求めましょう。他人と感情を共有することで、心の負担が軽くなり、解決策を見つけやすくなります。 心の健康を保つためには、自己ケアが非常に重要です。好きな活動をする、自然の中で時間を過ごす、趣味に没頭するなど、自分を大切に扱う時間を持ちましょう。自己ケアを通じて、心のバランスを取り戻し、内面からの強さを育てていきます。