TOKAIコミュニケーションズ、大阪エリア2カ所目のAWS Direct Connectロケーション開設に伴い閉域接続サービスの接続ポイントを追加
株式会社TOKAIコミュニケーションズは17日、Amazon Web Services(AWS)が大阪エリア2カ所目のAWS Direct Connectロケーションを開設したことに伴い、AWSとの閉域接続サービス「BroadLine AWS接続サービス」の接続ポイントを追加すると発表した。 TOKAIコミュニケーションズでは、企業のクラウド利用が進む中で、マルチクラウドやハイブリッドクラウドなど、顧客のニーズが多様化・高度化していることから、大手クラウドサービスとの回線接続を積極的に進め、顧客の利用シーンに対応できる通信サービスの企画・開発に取り組んでいると説明。 今回、大阪エリアで2カ所目となるAWS Direct Connectロケーションの開設に伴い、TOKAIコミュニケーションズの閉域接続サービスで冗長接続が可能となり、万が一の障害時にもダウンタイムを最小限に抑え、業務の継続性を確保する。さらに、東京と大阪のリージョンを組み合わせることで、地理的に分散した冗長接続が可能となり、可用性と耐障害性の高いクラウド環境を実現する。 TOKAIコミュニケーションズは、関東から西日本にかけて光ファイバーネットワークを保有しており、国内でのクラウド活用と最適なデータアクセスを促進するため、2023年度には東阪・岡山のネットワークを強化し、2024年度には九州エリアへの拡張を予定している。顧客によるAWSのクラウドサービスと、通信ネットワークの利用を同時に支えることで、ビジネスの効率性やセキュリティ、可用性、スケーラビリティを向上させ、顧客のニーズに対応するとしている。 今後も、システムインテグレーター、電気通信事業者、データセンター事業者として長年培った技術やノウハウを生かし、顧客によるAWSの導入・移行コンサルティングからシステム開発、サーバー構築、接続回線、監視運用に至る全工程をワンストップで提供し、顧客のビジネス推進に貢献できるよう努めていくとしている。
クラウド Watch,三柳 英樹