「スタートはアイドル歌手でした」浅野ゆう子50周年記念ライブ開催
デビュー50周年記念ライブを行う女優浅野ゆう子(64)が10日、大阪市内で取材会に出席した。 【写真】意気込みを語った浅野ゆう子 「スタートはアイドル歌手だったんですよ。覚えておられるのは50歳以上の方になるかもしれませんが(笑い)。25歳からは役者として生きることを決意し、トレンディードラマと出合いました。今回のライブは、ここまでやってこられたことに感謝の気持ちを伝えたいと思い、自分でプロデュースすることになりました」と浅野。 1974年(昭49)に13歳で歌手デビュー。同期はテレサ・テンと中条きよし。天地真理のようなアイドル歌手が目標だったが「1年であきらめました」。今回のライブでは、ヒット曲「セクシー・バス・ストップ」など懐かしいナンバーの他、舞台で共演した三宅裕司が作詞した新曲も披露する。 ライブに備えて半年間、体力づくり、ボーカルレッスンを積んだ。「おかげで音域が2オクターブになって、ファルセットも出るようになりました」。 神戸出身。30年前の震災では母親が被災した。 「私は直接知らないんですが、母は92歳で健在でして、よく当時の話を聞きました。私が通っていた小学校が避難所になっていました。神戸は以前、100万ドルの夜景と言われてましたが、今は1000万ドルになったんですって? 大好きな神戸が元気になって、地元の人間として誇らしく思います」 大阪公演が1月18日(午後2時と6時開演)、心斎橋SPACE14で。東京公演は同26日(午後5時開演)有楽町・アイマショウで。