球児トーク 阪神・藤川球児新監督、コーチ未経験「全く僕に関係ないこと。自分が何をするかしか考えていない」
「巨人と阪神ではなくて、東と西という文化の問題なんですよ。これ、実は阪神と巨人というのは代表であって。そこはまず選手たちは分からないですね。関西出身の選手も巨人にいるし。みなさんがなぜ、阪神を応援するか、巨人を応援するかというのは、東と西の文化の昔からのある90年以上ある中で、そういう楽しみ方の一つを持ってきているんで。もっと俯瞰(ふかん)で物事を見て。その中でチャンピオンチームにちょうどなっているし、みなさんが喜ぶんじゃないかって。その戦いを楽しみにするんじゃないかという思いでプレーすればいいんじゃないか。プレーヤーはやっぱり自分たちが伸びようとしていくキャリアが大事なんで。今はフリーエージェントも(取得まで)短いし、結局は。僕もアメリカへ行っているんで。このチームでどうこうということよりも、プレーヤーはいかに自分が伸びていけるかというのが一番大事なんで。それを理解した上で進んでいかないといけない。預かる方もね、選手のキャリアがかかっているんで。そう思っていますけどね。けど、これは文化です」
--勝ちパターンの重要性は
「また他のコーチの方とお会いしてから、ゆっくり…ゆっくりじゃない。3日ぐらい話し合わないといけない。みんな頭が切れるコーチばかりなので。みんなで話し合ってから、またその時に担当コーチから話を聞いてもらったらいいと思います」
--重要性は
「今の段階ですか?担当コーチと話してから聞いてください。まだ何にも話をしていないので。僕が1人で判断するわけじゃないので。担当の話なので。やってくれると思います」
--選手との距離感。岡田監督は言うときは言っていた。メジャーも吸収しているが
「説明できるかじゃないですか。なぜか、と。説明できるかどうかであって。気づけっていうことで。実際、僕は岡田監督と出会って怒られたこともないですし、メディアを通して言われたこともないですし。まあ岩崎たちもないんだったら。だけど、感性のところを言ってるんでしょうけど、その時々なので。今ここで監督が昭和的って確かにそうかもしれないけど、僕も昭和生まれだし、アメリカがいいのかってそうも思わないし。温度が違う、シーズン中って。その選手がヒーローになったときもあれば、ヒットが打ててないときもあるっていうので、一概に言えないですよね。自分の感情、僕が持っている監督としての感情もあるので、その揺れ動きもあるので。