大谷翔平「新しいことだらけ」「いい発見が毎日」 歴史的なドジャース1年目振り返る
ドジャース・大谷翔平投手(30)が9日(日本時間10日)、オンラインでの取材に応じ、歴史的とも言える活躍を見せたドジャース1年目を振り返った。 大谷は昨オフに10年総額7億ドル(約1022億円=契約発表時のレート)で6年間プレーしたエンゼルスからドジャースへ移籍。昨年9月に受けた右肘手術の影響で打者専念のシーズンになったが、メジャー史上初の「50―50」(50本塁打&50盗塁)を達成して54本塁打と130打点の2冠王に輝くなど、圧巻の成績を残して2年連続3度目のMVPを受賞した。さらに自身初めて出場したポストシーズンでは、パドレス、メッツ、ヤンキースを破ってチームの4年ぶりのワールドシリーズ制覇に貢献した。 超大型契約で加入した新天地1年目。開幕前には真美子夫人、愛犬のデコピンという新たな家族との生活をスタートさせた一方で、6年間二人三脚で歩んできた水原元通訳とまさかの形での別れも迎えた。重圧がのしかかり、環境も大きく変わった中での1年だったが、「新たな発見は至るところで、新しいチームに入って、新しいコーチ、新しい選手たち、フロントオフィスの方もそうですけど、新しいことだらけの中でいい発見が毎日ありましたね、シーズン中は。これひとつということではなくて、いろんなことを経験できたシーズンだったなと思います」と充実感を漂わせながら振り返った。
報知新聞社