通算1000ゴールの大台も照準に…39歳C・ロナウドが見据える先は「最も重要なことは…」
アル・ナスルに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがこれまでのキャリアや今後の目標について言及した。12日、スペイン紙『アス』がコメントを伝えている。 母国の名門スポルティングでプロとしてのキャリアをスタートしたC・ロナウドは、マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリード、ユヴェントスと欧州屈指の名門を渡り歩き、2023年1月からはサウジアラビアのアル・ナスルで活躍。39歳となった今でもその圧倒的な得点力は衰えておらず、ここまでのクラブキャリアで挙げた通算得点数は実に「769」にまで上る。 また、2003年8月にデビューを飾ったポルトガル代表ではここまで国際Aマッチ通算216試合に出場し133ゴールをマーク。FIFAワールドカップに5度出場しているほか、EURO2016では同国史上初タイトル獲得に大きく貢献し、現在もキャプテンとして“タレント集団”を牽引し続けている。 先日にはポルトガルサッカー連盟(FPF)から国際Aマッチ通算200試合出場を称えるキナ・デ・プラティーノ賞を授与されたC・ロナウド。受賞に際して「この賞を与えてくれた連盟には感謝しているし、代表チームとともにこれまで歩んできた長い道のりを認めてくれたことを嬉しく思うよ」と喜びを語りつつ、これまでの代表キャリアについて次のように振り返ってる。 「これまでの道のりを非常に誇りに思うし、充実した気分だ。18歳で代表チームに加わった時にはデビューするという夢だけを持っていた。その後は25キャップ、50キャップに到達し、ある時に『なぜ100キャップを目指さないんだ』という気持ちになったんだ。3桁の数字はとても大きな節目のように感じたからね。その後は150キャップ、200キャップを目指し始めた。その気持ちを言葉で言い表すことができないよ」 クラブと代表を通じたキャリア通算でここまで902ゴールを挙げているC・ロナウド。期待がかかるキャリア通算1000ゴールについては次のように言及している。 「サッカーを含めた人生において、僕は今この瞬間を生きている。それが最も重要なことであり、長期的なことは考えられない。今を生きて、今を楽しむ。それだけのことだよ。僕は1000ゴールを目指したいと公言したが、今ではそれが僕の望みの全てだと思っている。でも、僕の目標は今を生き、自分の足が何をもたらしてくれるかを見ることだ。もちろん、1000ゴールを達成できたら素晴らしいが、そうでなくても僕より多くゴールを決めた人はいないからね」
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