岡本裕生がダブルポール獲得「自信を持ってレースに臨める」／2024全日本ロード第8戦鈴鹿 JSB1000予選
10月26日、鈴鹿サーキットで2024年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第8戦 第56回MFJグランプリスーパーバイクレース in 鈴鹿のJSB1000クラス予選が行われ、岡本裕生（YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2）がベストラップとセカンドラップともにトップタイムを記録して、ポールポジションを獲得した。 【写真】壊れたマシンで再スタートする津田拓也（AutoRace Ube Racing Team）／2024全日本ロード第8戦鈴鹿 JSB1000 予選 40分間のタイムアタックで争われる決勝レース1とレース2のグリッド。ベストタイムの順位がレース1、セカンドベストタイムの順位がレース2のグリッド順となる。 計測2周目に津田拓也（AutoRace Ube Racing Team）が他車と接触転倒という衝撃的なシーンからセッションはスタートする。津田は大きなケガなく、ピットに戻ってマシン修復後に再びコースに出た。 一方、真っ先に2分04秒738と好タイムをマークしてトップに躍り出たのは岡本。水野涼（DUCATI Team KAGAYAMA）が2分04秒932と2番手に立つ。 セッション残り15分。岩田悟（Team ATJ）が2分04秒513をマーク。2番手に大躍進。水野は3番手に追いやられた直後に2分04秒135をたたき出して一気にトップ浮上する。 しかし水野のマシンはそこで息を止めスロー走行でピットイン。その間に中須賀克行（YAMAHA FACTORY RACING TEAM）が2分04秒768と2分04秒台に突入。 セッション残り3分。岡本が唯一の2分03秒台となる2分03秒856をマーク。セカンドベストでも2分04秒298を記録しており、これでレース1、2共に文句なしのポールポジション獲得となった。 決勝レース1は、水野が2番手、3番手に野左根航汰（Astemo HondaDream SI Racing）。決勝レース2は、2番手に中須賀、3番手に水野が続いている。 ■岡本裕生（YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2） 「まずは無事に予選を終えられてホッとしています。自己ベストタイムも1秒近く更新することができました。後半戦からここまでいい流れで来られているし、いい流れをキープしたまましっかりと自信を持ってレースに臨めます」 「昨年の最終戦は2レースとも苦い思い出ですが、今年は状況が変わってきています。最終戦を楽しみ、そしていいレースを見せることができたらうれしいです」 [オートスポーツweb 2024年10月26日]
