新たな金峰山自然の家『ヤマガラ ビレッジ』来年4月オープン 関係者が現地を視察 熊本・西区
熊本放送
老朽化で利用を停止していた熊本市西区の「金峰山(きんぼうざん)自然の家」が、2025年4月に新しく生まれ変わります。 【写真を見る】以前の「金峰山少年自然の家」/「金峰山自然の家」完成イメージ 提供:金峰山ビレッジ・熊本市 熊本市教委地域教育推進課 寺崎真治主査「(新施設の)愛称は『ヤマガラ ビレッジ』」 熊本市は、小学生が集団宿泊教室などで利用する「金峰山自然の家」を来年4月にオープンさせます。愛称の「ヤマガラ ビレッジ」は、金峰山に生息する野鳥から名付けました。 以前は「金峰山少年自然の家」と呼んでいたこの施設は、1975年に完成しましたが、老朽化が進み、耐震性能の不足などが判明したため、2019年4月から利用を停止していました。 そのため熊本市は、総事業費 約25億円をかけて建て替えを進めていました。 現在、7割ほどの工事が進んでいて、26日、外部有識者や熊本市教委の担当者などが現地を視察しました。 新たな「金峰山自然の家」は、敷地面積 約1万1000平方メートルに県産の木材を使った13棟のコテージや、天体観測もできる高さ13メートルの展望デッキ、キャンプ場などを設けます。 収容人数は170人で、小学生だけでなく、一般の利用者も宿泊できます。来年度は既に市内の小学校、89校の利用が決まっているということです。 熊本市教委の担当者は「国有林に囲まれる中で、いろいろな体験ができるプログラムを提供したい」と話しています。 1人あたりの宿泊料は ▽大人1400円 ▽大学生・高校生900円 ▽中学生以下700円 で、テントでの宿泊や日帰りでの利用も可能だということです。 予約は ▽日帰り30日前 ▽1~2人14日前 ▽3~5人30日前 ▽6~8人60日前 ▽9~16人90日前 ▽17人以上1年前 から受け付けていて、早ければ2025年4月1日から利用できます。
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