【東京大賞典】ダート3冠完全的中男・佐藤ゆきあきTMは◎④フォーエバーヤングを信頼! 最強3歳世代の横綱がダート界制圧だ
2024年最後のGⅠとなる東京大賞典が29日、東京・大井競馬場で行われる。今年、当地で行われた3歳ダート3冠を完全的中した関東競馬エイトの佐藤侑顕(ゆきあき)記者(32)は④フォーエバーヤングに自信の◎を打つ。海外の大レースで好勝負してきた足跡に加え、今回と同じ舞台で行われたジャパンダートクラシックの勝ち時計を高く評価。年長馬を蹴散らし、ダート界最強を証明するとみた。 ◇ JRAの開催が終わってのんびりできると思っていたら、「東京大賞典の予想を頼む」との指令が。中央と地方の〝二刀流〟を目指しているので、二つ返事でOKした。今年は新設されたダート3冠の予想にサンスポ紙面で挑戦させてもらい、本命馬が1、1、2着とオール連対。年末の大一番もお任せください! フォーエバーヤングに自信の◎だ。今年は海外で重賞2勝を挙げ、ダート競馬の本場・米国のケンタッキーダービー、BCクラシックで僅差の3着に健闘。ファンに大きな夢を見せてくれた。 この馬を初めて目にしたのは『週刊ギャロップ臨時増刊 丸ごとPOG』に掲載されていた写真。すらりとした好みの体形をしており、すぐに目を奪われた。大舞台で活躍するに違いないと思い、先輩記者たちとガチンコ勝負のPOGドラフト会議でも上位で指名した。まさかダートで世界を渡り歩くとは…というのが本音だが、デビュー前から大物感にあふれていたのは事実。スターホースを見抜く自信をつけさせてもらった。 ストロングポイントはいくつもあるが、個人的に高く評価しているのは対応力と何事にも動じない強靱(きょうじん)なメンタルだ。これまで国内で京都、門別、川崎、大井と全て異なる競馬場で勝利。海外遠征を加えても1度も同じコースで走ったことがなく、それでいてこの輝かしい戦歴を残している。どんな状況下でも、自身の能力をきっちりと出し切れるのがこの馬の強みだ。 今回は初対決の年長馬もいるが、何も心配はいらない。なぜなら、現3歳世代のダート戦線は史上最強レベルだからだ。 3歳ダート3冠の最終戦、ジャパンダートクラシック。フォーエバーヤングの勝ち時計2分4秒1(良)は、昨年秋にコースの砂が入れ替わって以降の大井2000メートルで最速だ。帝王賞、JBCクラシック、東京大賞典の古馬GⅠ級レースよりも速く、非常に価値が高い。当時2着のミッキーファイトはJpnⅢ名古屋大賞典、3着のサンライズジパングはGⅢみやこSで年長馬を破って優勝。同世代の大関、関脇レベルですら年長馬の壁を難なく突破し、層の厚さを物語っている。満を持して登場する横綱が最強を証明し、ダート界を制圧する。