カクヤス、公式アプリ刷新で初回購入転換率は1.8倍に【カンニング竹山と髭男爵ひぐち君がアプリを体験】
首都圏を中心に酒類などの販売・デリバリーを手掛けるカクヤスは11月27日、お笑い芸人のカンニング竹山と、髭男爵のひぐち君をスペシャルゲストとして招き、「カクヤス公式アプリ」のリニューアルに関するメディア向け発表会を開催した。 【画像6点】カンニング竹山と髭男爵・ひぐち君が登壇した新アプリ発表会の様子 リニューアルしたアプリは好評で、旧アプリとの比較では、初回購入転換率が1.8倍になったそうだ。発表会に登壇した竹山は、学生時代にカクヤスでアルバイトをした経験があったという。リニューアルしたアプリについては、「すごく便利になった」と驚いていた。 <カクヤスのアルバイトで培った経験> ゲストのカンニング竹山、髭男爵のひぐち君が登壇したトークショーでは、竹山が「若い頃、カクヤスの幡ヶ谷店で働いていたことをよく覚えている」と回顧。「いろんな家庭にも行ったし、配達先でお客さんとの会話で培ったコミュニケーションが、今の仕事で生かせている。『探偵ナイトスクープ』などで一般の人と話せるようになったのも、カクヤスのバイトで培った経験が大きいと思う」などと語った。 プライベートでも竹山と仲が良いというひぐち君は、「そこのアルバイトで稼いだお金で、われわれ後輩はおごってもらっていた。ありがとうございました」と当時を振り返った。 竹山は、「カクヤスでバイトし始めた時は、キレる芸風の前だった。仕事は真面目にやっていたので、僕が途中からテレビでキレ始めたのを見て、周りの人はちょっと驚いていた」と話した。 アプリリニューアルにちなんで、「自分自身がリニューアルしたこと」を問われた竹山は、「一応、テレビでは『キレキャラ』としてやってきたけれども、時代とともに、『普通の優しいおじさん』に戻ってきている」と答えた。「どこの会社でもそうだと思うが、今はコンプラがうるさいので、サンミュージックの社員さんにもなるべく怒らないようにしている。イラついたら無視する」(竹山)と話し、来場者を笑わせた。 ワインエキスパートの資格や名誉ソムリエの称号を有しているというひぐち君は、カクヤスについて、「ワインの品ぞろえが豊富なので、カクヤスの実店舗でよく買い物をする」と話した。「特に、ワインのセットがオススメ。アプリで簡単に、お酒一本から自分の好きなタイミングで注文できるので使っていきたい」とも語った。 <2人が新アプリを体験> 2人がリニューアルした「カクヤス公式アプリ」を実際に体験するコーナーも設けられた。竹山はアプリについて、「商品が選びやすくて便利。バイトで配達している時、買うものが決まっているお客さんも多かった。『再び購入』の機能が追加されたことで、商品をリピートしたいユーザーとしては助かると思う」とコメントした。 <アプリの応答時間は8.5倍に> 「カクヤス公式アプリ」は、今年の10月に、「店舗からお届けサービス」に特化したアプリとしてリニューアルしたという。イベントでは、カクヤスの飯沼勇生取締役が登壇し、アプリのリニューアルのポイントについて説明を行った。利便性を向上させ、直感的な操作性を追求したのだという。 リニューアル後、旧アプリとの比較で、初回購入転換率は1.8倍になったそうだ。アプリのレスポンスタイム(応答時間)も8.5倍早くなったという。App Storeでのアプリ評価が1.8から4.7となるなど、高い評価を得ているそうだ。ユーザーからは、「注文画面が分かりやすく見やすくなった!特に時間指定」「決まったものしか買わないため、導線が分かりやすくなって便利だ」といった声が寄せられるなど好評だとしている。 カクヤスのアプリでは、70%以上の顧客が前回と同じ商品を購入したことがあるという。高いリピート購入ニーズに対応するため、過去に購入した商品を簡単に再注文できる機能「再び購入」ボタンを実装したという。「配達可能時間」を選ぶと、その時間帯に届けられる商品が表示されるようにもなった。商品の選択から注文完了までをシンプルでストレスなく行うことができるよう、デザインを一新したとしている。 より多くの顧客に快適で便利な購買体験を提供するため、今後も「カクヤス公式アプリ」のアップデートを随時行っていくという。 <プレゼントキャンペーンを実施> カクヤスは11月27日~12月31日の期間限定で、アプリリニューアルを記念したキャンペーンを実施するという。アプリで初回ログインした人を対象に、税込800円以上のショッピングに使用できる「500円分のクーポン」をプレゼントするとしている。 カクヤスは年中無休で、大晦日・元日も配達可能だという。店舗を展開する一部地域であれば、自宅をはじめ指定する場所に、ビール1本から即日で無料配達が可能だという。今年で創業103年を迎え、12月1日まで、「創業祭」を実施しているそうだ。
日本ネット経済新聞