イスラエルの空爆で17人死亡 ガザ中部
(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区中部で11日、イスラエル軍による空爆があり、アウダ病院の当局者によれば、子ども8人を含む少なくとも17人が死亡した。 【映像】店の外は阿鼻叫喚、パレスチナ人がパン求め殺到 ガザ中部 当局者によれば、ヌセイラトへの空爆で12人が死亡したほか、他の5人はガザ中部の別の場所での空爆により死亡した。 ガザ地区の民間防衛部門は、スタッフが失われたり車両が破壊されたりしたため、ガザでのサービスが提供できなくなる可能性があると警告した。民間防衛部門は11日の声明で、ガザ全体でサービスを停止するとの宣言に近づいているとし、イスラエル軍によって40台の消防車や救急車が破壊されたほか、残りの多くの車両も深刻な損傷により稼働することができないと説明した。 国連人道問題調整事務所(OCHA)も10日、ガザ地区で食料価格が急騰していると警告していた。 ガザへの物資搬入ルートなどを管理しているイスラエルの占領地政府活動調整官組織(COGAT)によれば、10日に人道支援物資を運ぶトラック350台あまりがガザに入った。さらに269台のトラックがガザ地区内の倉庫や避難所に向かったという。