【チャンピオンズC 金曜日の陣営】ウィルソンテソーロは坂路1本のメニュー 小手川師「ジョッキー(川田騎手)は毎回この馬の成長を褒めてくれます」
チャンピオンズCの枠順発表から一夜明けた29日、出走馬各陣営は思い思いの方法で調整した。 <美浦トレセン> 前走のJBCクラシックでGⅠ級初制覇を飾ったウィルソンテソーロは坂路1本(4ハロン64秒7─15秒0)のメニュー。僚馬を先導するように落ち着いた脚取りで駆け上がった。「おろしがけから力みもなくいい走り。この1年でいろいろな経験が糧になっています。ジョッキー(川田騎手)は毎回この馬の成長を褒めてくれますし、こちらも返し馬で『素晴らしい状態』と言ってもらえるようにやっています」と小手川調教師。昨年2着から成長した姿を結果で示したい。 武蔵野S4着のペイシャエスは金曜に中京競馬場へ移動した。「特に問題なく順調です。この馬はいつも同じくらいの馬体重で自分で体を作りますね。土曜は(現地で)馬場に入れて、スクーリングもやります」と小西調教師。 ミトノオーも中京へ移動。「疲れもなく順調。前回を一度使われてコンディションは上がっていると思う」と牧調教師。