地震と豪雨で被害を受けた能登町の自然体験村で子ども達や支えてくれた人に感謝するイベントが開かれました。 子ども達が集まっていたのは能登町斉和にある自然体験村、「ケロンの小さな村」です。ケロンの村は元日の地震と9月の豪雨で山が崩れたり、川が氾濫したりと大きな被害を受けました。その復旧を支えてくれた団体や子どもたちに恩返しをしたいと、ケロン村を運営する上乗さんは施設内で作った米粉のピザを無料で振る舞い、1年の感謝を伝えました。 上乗さん：「地震で大変だったけどみんなが助けてくれたからなんとかね」 子ども：「美味しい」 記者：「来年は何回ケロンに来る？」 子ども：「5回！」 上乗の孫・古矢拓夢さん： 「（来年は）今までもらった恩を同じ能登の方に返していければなと思っている、ぜひ来てもらえれば、楽しみにいていただければ」 上乗秀雄さん： 「どんなケロンになっていくかな、拓夢がこれから方向性を示しますから、それを信じてやっていきます」 ケロン村の年内営業は21日で終わりますが、明日は午前10時から、のと里山空港でパンの移動販売を行います。