梅毒“20代女性”の感染が急増…東京の感染者10人に1人を診察するクリニック院長が明かす感染実態と身の守り方
コンドームを使うこと、検査を受けることが一番大事
知らず知らずのうちに感染してしまうリスクがある梅毒だが、後遺症はあるのだろうか? 小堀院長は「基本的に後遺症はほぼない。ただ、あえて言えば、梅毒のトレポネーマという抗体は一生残るため、一度感染するとその後の抗体検査ではずっと陽性になる。一方で、わかりづらい話ではあるが、梅毒に感染しその後治ったとしても、また梅毒の人と性交渉したら再度感染するリスクがある。その点は注意が必要だ」と説明。 また、梅毒は入浴やサウナなどの日常生活で感染する可能性は極めて低いという。 梅毒の予防法について小堀院長は「コンドームを使うこと、そして検査を受けることが一番大事だ。1期2期の場合であれば、ペニシリンを1カ月飲む、もしくはおしりに一度注射を打てば治る。診断ができれば基本的には治りやすく、心配はいらない」と述べた。 (ABEMA NEWS)
ABEMA TIMES編集部