リニア中央新幹線「県駅」建設 予定より5年9カ月遅れる見通しを住民に説明【長野】
JR東海は飯田市に造るリニア中央新幹線の県駅について、当初の計画より5年9カ月遅れる見通しを明らかにしました。 JR東海は23日夜、飯田市の県駅建設予定地の周辺住民向けに説明会を開催。 駅本体の完成時期を当初の2026年3月から、5年9カ月遅れた2031年12月になると説明しました。用地取得や地中の文化財調査の遅れなどを理由にしています。 ■地元の住民団体・波多野実 会長 「どうしてそんなに6年近くも延びるのかなというのは正直思いましたけど、一日でも早く造りあげてほしい」 県内では大鹿村と南木曽町のトンネル工事も工期の遅れが公表されています。