ベトナム人窃盗団の主犯格の男 起訴内容認める 検察側は「ガスバーナーなどを使って住宅の窓の鍵を開けた」と主張【長野】
能登半島地震の被災地でも犯行に及んだ疑いのある5人のベトナム人窃盗団。 長野市の空き家で窃盗をした罪に問われている主犯格とされる男の裁判が開かれ、起訴内容を認めました。 邸宅侵入・窃盗などの罪に問われているのは、ベトナム国籍のチュオン・ヴァン・ズアン被告(30)です。 起訴状によりますと、チュオン被告はベトナム国籍の男4人と共に4月3日未明、長野市内の空き家に侵入し、貴金属5個、およそ2万1000円相当を盗んだとされます。 検察は冒頭陳述で被告は男4人と車で徘徊して民家などを探し、ガスバーナーなどを使って窓の鍵を開けて犯行に及んだとしました。 「生活費のために犯行に及んだ」などと供述しているということです。 警察はチュオン被告を含む5人が能登半島地震の被災地でも盗みに入った疑いで再逮捕しています。検察は追起訴する方針です。