牧、今季初の2打席連発 2位浮上に貢献―プロ野球・DeNA
DeNAの牧が打線をけん引した。 一回と四回にアーチを架け、今季初の2打席連発。「うまく捉えることができた。（先発の）東さんを援護できてよかった」。チームの2位浮上に貢献した。 2本とも打った瞬間にそれと分かる当たり。一回は2死一塁から、大野の初球を振り抜いて先制2ランを左翼席へ運んだ。「甘い球はなかなか来ない。1球で仕留めるくらいのつもりでいった」。四回の第2打席でも、初球を捉えて10号ソロ。ルーキーイヤーから4年連続の2桁本塁打を達成した。 昨季打点王に輝いた4番打者。今季は好機での凡退が目立ち、得点圏打率は2割を切っている。5月下旬には初めて負傷離脱を経験。もどかしいシーズンとなっている中、2軍調整中に年下の選手の必死な姿に刺激を受けた。「うかうかしていられない」と気持ちを新たにして復帰すると、6月1日に決勝アーチ。今月に放った5本の本塁打は、いずれも勝利に結び付いている。 三浦監督は「結果が出なかったこともあったが、きょうの2本でだいぶ変わってくると思う」。主砲の完全復活を期待した。
