大阪・天保山 冬至の夜に輝くイルミ「人と人のつながりや温かさ」をイメージ
「人と人のつながりや温かさを光で」━━。大阪市港区の海遊館前では毎年恒例のイルミネーションが行われている。今年は海遊館が30周年という節目を迎えた。同館では「コロナ禍でも海遊館にお越しいただくお客様への感謝とすべての人へのエールを込め、あんどん形式の間接照明で、温かみのある色合いにライトアップします」と話している。 【中継録画】大阪・海遊館周辺をぶらり
このイルミネーションは、同館30周年の記念装飾として行われ、「人と人のつながりや温かさ」をイメージし、なめらかな曲線のオブジェやゲート、丸みのあるオブジェなどが置かれている。同館の壁面には高さ20 メートルのタワーが設置され、10 分ごとに、約 2 分間の音楽と光の演出も行われている。
きょう21日は、1年で最も昼間が短い「冬至」。大阪管区気象台によると、大阪市内では同日朝に最低気温2.1度を観測。日中の最高気温は10.4度まで上がったが、午後6時現在で8.8度と冷え込んでいる。 そんな中、同館前には親子連れの姿も見られた。同市西区から来たという30代の会社員男性は「子どもがお魚さんを見たいというので会社が休みなので来ました。イルミネーションは知らなかったので、子どもも喜んでくれて、新型コロナウイルスに気をつけながら、楽しくすごすことができました」と話していた。 同館では「コロナ禍における3密対策として入館制限を設けるなど、お客様と従業員が安心安全に過ごせる環境作りを徹底している」と話している。
このイルミネーションは来年の2月28日までで、開催時間は午後5時から同10時まで(来年1月13日、14日の休館日を除く)。