ロッテ・種市篤暉、3300万円増の8500万円で契約更改 オフはニュージーランドなどで自主トレ
ロッテ・種市篤暉投手(26)が11日、ZOZOマリンスタジアムで契約交渉に臨み、3300万円増の推定年俸8500万円でサインした。 「(今季は)勝てなかった…勝ち越してはないですけど、それ以外の面を最大限評価していただいたので、満足しています。最低限、規定投球回にいけたのはよかったし、内転筋をけがした中で最後投げられたのはよかった」 8年目の今季は23試合の登板で7勝8敗、防御率3・05。投球回は147・1イニングを投げて初の規定投球回(143回)を達成した。変化球や投球フォームなどを試行錯誤した1年にもなり「技術面が特に。試合中にも技術のことを考えて変化球の投げ方を変えながら1年間通して投げられたのは成長したと思う」と実感を込めた。 11月には一人旅で渡米して米大リーグのワールドシリーズを生観戦。大谷、山本がいるドジャースの制覇を目に焼き付けて「ちょっと時間をいただいたので、僕が興味があって見に行きたかったのと刺激をもらえると思ったので、1人で行きました。球場の感じもいいのを味わえたのでよかった」と目を輝かせた。 オフは年末から年始にかけて唐川、西野とニュージーランド・オークランドで自主トレをしたり、来年1月は鹿児島や福岡など各地の動作解析施設やジム、球場を転々として体を動かす。色紙には「奪三振」と目標に掲げるタイトルを書き「チームとしては優勝。そこが一番かなと。日本一を目指してやっていきたい。個人としてはただただキャリアハイを目指してやっていきたい」と誓った。