【香港カップ】リバティアイランドが巻き返しへ好ムード「しっかりと準備できている」 タスティエーラも「状態はいい」
[GⅠ香港カップ=2024年12月8日(日曜)3歳上、シャティン競馬場・芝2000メートル] 3日朝、香港カップに出走予定の日本馬2頭がシャティン競馬場で調整を行った。 ゼッケン1番を背負ったリバティアイランド(牝4・中内田)はオールウエザーコースで軽めの調整を行ったのち、パドックでスクーリング。〝お嬢様〟らしい気品あふれるたたずまいが印象的だ。片山助手は「今日はフラットワークを少し長めにやった後、オールウエザーコースを1周半やって、そのあとは環境に慣らすためにパドックを歩かせました。動きは日を追うごとに軽くなってきましたし、体調も良く、明日やレース当日へ向けて、しっかりと準備できていると思います」と巻き返しに向けての好ムードを伝えつつ、「(当日の)パドックは人でいっぱいで、人の近くを歩かなきゃいけなくなるので、それを考慮してあえてカメラマンや記者の方の近くを歩かせましたが、問題なく落ち着いていました」と泰然自若ぶりを評価した。 天皇賞2着からさらに上を目指す昨年のダービー馬タスティエーラ(牡4・堀)は落ち着いた様子でオールウエザーコースのキャンター2周のメニューを消化。厩舎を代表して話した高橋助手は「調教の後も馬は落ち着いていますが、まだ新しい環境に慣れている途中でもあります。状態はいいですよ」と輸送を経た同馬の状態について伝えた。
権藤 時大