中日OB・中村武志が"ナゴヤ球場"を語る!「思い出どころか、家みたいなもんだった」1番の思い出から星野監督の名セリフまで
1月6日、韓国プロ野球チームの起亜タイガースでコーチを務める、元中日ドラゴンズの中村武志さんが、CBCラジオ『ドラ魂キング』に出演しました。年明け最初のレギュラー放送ということで、ダイノジの大谷ノブ彦、加藤里奈とリスナーの質問に答えながら、先日移転が発表されたナゴヤ球場についても語ります。 【画像】中日OB・中村武志が"ナゴヤ球場"を語る!「思い出どころか、家みたいなもんだった」
消える名古屋名物
「武志さん、年末年始はどちらで過ごされていたんですか?」(Aさん) 中村「特別何もしてないですよ。昔のようにコマを回したり凧を上げたりはしてないですね」 昨年、起亜タイガースは韓国シリーズ優勝しました。今年の目標はやはり二連覇だそうです。 やはりリスナーが気になるのはナゴヤ球場のこと。この日、中日スポーツでナゴヤ球場の老朽化に伴う移転が発表されました。移転先や完成時期は未定とのこと。 「ナゴヤ球場移転、寂しいです。私は車のナンバーも759なぐらい愛してます」(Bさん) 「老朽化には勝てないのかな。何か形としては残して欲しいです」(Cさん) 中村「名古屋の名物ですからね」 大谷「中村さんは思い出いっぱいあるでしょう」 中村「思い出どころか、家みたいなもんだったので、ちょっと悲しいですね」
昔の体育会系
大谷「ナゴヤ球場で一番印象に残ってることは?」 中村「後にも先にも叩かれたことですね。しかも数多く。あとは全くないですねえ」 厳しい指導を受けた星野仙一さんの名前を出さずに言う中村さん。中村さんは、自分自身を「ナゴヤ球場の土を一番多く食べた男」とも言います。ノックを受けている時、ボールを捕るために飛び込むと土が口に入るんだとか。 中村「僕らの時代は飛び込んで、やる気を見せないとダメだった」 飛び込まずに捕ると、飛び込まないと捕れないような打球を打ってきたそうです。 中村「昔の体育会系って、泥んこであんころ餅みたいになって今日は終わりっていうところがありました」
星野監督の名セリフ
納得のいかない叱られ方も多くあるという中村さん。 中村「矛盾してることはたくさんありましたけど、結果こうなってるだろうと言われたら、言い返してもダメなんですよ」 結果が全ての厳しいプロの世界。 ここで大谷が聞いた、落合英二2軍監督が現役時代に納得のいかなかったエピソードを話しました。 突然調子を崩し、打たれて帰ってくると「色気づきやがって」と言われたそうです。 中村「それは名セリフですよね」