“世代No.1エース”秋本美空が母・大友愛さんの前で躍動 共栄学園(東京)が粘る近江兄弟社(滋賀)を振り切り2回戦進出【春高バレー・女子1回戦】
FNNプライムオンライン
1月5日(日)、第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)が東京体育館で開幕した。 女子1回戦注目のカードは、“世代No.1”とも呼ばれるエース・秋本美空を擁する共栄学園(東京)と近江兄弟社(滋賀)の一戦。 秋本はロンドン五輪銅メダリストの母・大友愛(旧姓)さんが見守るなか、第1セット開始早々からスパイクを連発、サービスエースも決めて、序盤から共栄学園がリードする。 秋本にマークが集まると宇都木乃愛など他の選手にもボールを散らして、共栄学園は一気に8連続ポイントを奪い17-5と大きくリード。 近江兄弟社もエース・山内麻未にボールを集めて反撃を試みるが、180㎝を超える選手が2人いる共栄学園の高いブロックに阻まれ、なかなか得点に結びつかない。 最後は秋本のサービスエースが決まり共栄学園が25-8で第1セットを先取した。 続く第2セットは、一転して競り合う展開となる。 近江兄弟社がキャプテン・竹山絵美子のサービスエースなど3連続ポイントでリードを広げると、共栄学園は宇都木のスパイクなど5連続ポイントで逆転。 20-20の同点から秋本のスパイクがネットにかかり、近江兄弟社が21-20とリードを奪い返す。 しかし、近江兄弟社の粘りもここまで。 最後は秋本が2連続でスパイクを決め25-21で第2セットを制した共栄学園が、ストレート勝ちで2回戦進出を決めた。 秋本はこの試合、両チーム最多となる18得点の大活躍。 試合後には初戦で敗れた前回大会の悔しさを胸に、「1回戦を突破できてホッとしている」と語った。 春の高校バレー 女子1回戦 共栄学園(東京) 2-0 近江兄弟社(滋賀) (25-8、25-21)
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