長嶋一茂、ドジャース大谷翔平に「ぜひ取ってもらいたい」大リーグの産休制度活用を提言 「日本もドンドンそうなっていかなきゃ」
元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が1日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー 新春特大スペシャル」にスタジオ生出演。大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手が昨年末に妻・真美子さんの第1子妊娠を公表した件で、大リーグで導入されている産休制度を積極活用することを提言し、仕事も家族も大事にするモデルになることに期待感を寄せた。 番組では大リーグ選手とその家族のための制度として、配偶者の出産立ち会いや出産後の育児のため、3日間の休暇を取ることができる「マタニティーリスト」を取り上げた。2011年度に導入され、これまで鈴木誠也、ダルビッシュ有、田中将大、前田健太ら日本人選手も利用したと紹介した。 長嶋は「(大リーグの)産休制度はすごく良いこと。日本の社会的風潮として『産休なんて、なんなの?』というのがまだある」と、産休制度を巡る日本の風潮に私見を述べた。さらに「そういう時に、大谷選手が産休をとって家族を大事にすることを全面的に、やっぱり仕事ができる男はそうでなくっちゃ、家族も大事ということも含めて、ぜひ取ってもらいたいなと思います」と提言し、大谷が産休を利用することで、さらなる理解につながることを期待した。元テレビ朝日社員でコメンテーターの玉川徹さんからは「良いこというね」とフォローされた。 さらに長嶋は「自分の子どもが生まれるということで、夫人会にも入っていらっしゃるじゃないですか、真美子さんが。メジャーリーガーの選手がみんな家族を大事にしていることを目の当たりにしていると思うんですね。だから、一緒に出産を頑張るみたいな、日本もドンドンそうなっていかなきゃダメなんです」と持論を述べた。 大谷は米国時間28日、自身のインスタグラムで真美子夫人の妊娠を公表。英語で「小さなルーキーがもうすぐ、家族の一員になるのが待ちきれない」とつづり、愛犬のデコピンと、薄いピンク色のベビー服、ニューバランスのベビー靴、エコー写真と見られるものを添えた画像を投稿していた。
中日スポーツ