立岩陽一郎氏、兵庫県知事選「マスメディア敗北と思わない」過渡期主張
ジャーナリストの立岩陽一郎氏が19日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。17日投開票の兵庫県知事選で斎藤元彦前知事が再選されたことに合わせて一部で「SNSの勝利。マスメディアの敗北」と報じられた件について、「敗北とは思わない」との持論を展開した。 【写真】有名女優2人の横で嬉しそうな斎藤氏 今回の県知事選ではSNSによって、情勢が一変した。立岩氏は、「メディアが自分たちで(選挙報道を)しばってきた。もっとやれる方法がある。今は過渡期。冷静に便利なツールとして使い、自由な言論空間を守るのは大事で、テレビを中心に何をしたらいいのか考えるタイミングにきている」とした。 コメンテーターでタレントのサヘル・ローズはこれに対し、「どこかで善と悪という構造を作り上げる。どちらかを一方的に信じるよりも、ちゃんと見て判断するということを私たちは問われている」と話していた。