【食料安全保障の危機】平均年齢69歳の農家を支えるため必要なことは?
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2024年5月22日に公開された動画ではゲストに国民民主党・舟山康江参院議員をお招きし、食料安全保障のポイントについて語っていただきました。 食料が安全保障の根幹!農家に必要な施策はココだ! 【このトピックのポイント】 ・なぜ今、食料・農業・農村基本法を改正するの?! ・深刻な農家の高齢化!今手を打たないと手遅れに?! ・輸出よりも地道に国内の自給率アップを!
舟山氏のプロフィールは以下の通りです。 舟山氏は、1966年生まれで埼玉県の出身。 北海道大学の農学部に進学し、卒業後は、農林水産省に入省し、10年間キャリアを積みました。 政治の道に進むきっかけは、退職から4年後に農水省時代の上司であった篠原孝衆院議員から「選挙に出ないか」と誘われたことでした。 その時、舟山氏は3歳と7カ月の2人の子育て中。「子どもが小さいから無理だ」と断るために上京した際に、当時衆院議員だった高井美穂三好市長に会いました。 子育て中の高井氏に「大変じゃないですか?」と聞いたところ「子どもがいるから、未来、いい社会を作りたいと思っている」と明るく元気に肩の力を抜いて話す姿を見たのが転機になったと話します。 2004年の3カ月弱の短期決戦で挑んだ初出馬は、残念な結果に。 3年後の参院選で再チャレンジをして、初当選。 2022年の参院選では、3期目の当選をしました。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして舟山氏に回答していただきました。
農業をどうやって元気にしていく?!
MC伊藤由佳莉「こちらの箱からボールを引いていただければ・・・」 舟山氏は「何がでるかな?」とワクワクとした顔でボールを引き、1番のボールを取り出しました。 1番のテーマは「食料安全保障のポイントを教えて!」です。 MC伊藤由佳莉「今国会で『食料・農業・農村基本法』の改正案が衆院を通過しました。 こちらは、どういう(法律の)改正なのでしょうか。 舟山氏「元々、昭和36年制定の農業基本法から、平成11年に今の基本法ができました。その時に、名前が大きく変わりました」 「国民に対して食料をどう安定的に供給するのか、農業をどうやって元気にしていくのか、その舞台である農村をしっかり振興していく。そういう機能をちゃんと発揮できるようにみんなで支えていきましょう」というのが今の基本法だと語りました。