『はれときどきぶた』作者の矢玉四郎氏が逝去と岩崎書店が伝える。同作は日記に書いた「ぶたがふりました」という出来事が現実になってしまうという児童文学作品で、多くの子供達に愛されてきた
小学校の図書室などではおなじみの本だった『はれときどきぶた』シリーズの作者、矢玉四郎先生が、2024年7月14日に老衰のため亡くなっていたことが分かった。同シリーズを出版していた岩崎書店が公表した。 『はれときどきぶた』は1980年に刊行され、現在までロングセラーが続く児童文学作品だ。主人公の則安くんが冗談でつけたウソの日記が本当のことになってしまって……という愉快で心躍る物語は、多くの子どもたちを楽しませてきた。 岩崎書店は今回の訃報について、公式サイト上で以下のコメントを発表し、矢玉先生への弔意と感謝を伝えている。 「はれときどきぶた」シリーズの著者、矢玉四郎先生が2024年7月14日に老衰のため逝去されました。 心よりご冥福をお祈り申し上げます。 ご葬儀は、矢玉先生のご遺志により、家族葬にて執り行われました。 春頃から体調を崩されていたそうですが、直前までメールでお返事くださっていましたので、私どもとしては思いもよらないことでしたが、満80歳、ご家族は、「生き切った」とおっしゃっていました。 1980年刊行の『はれときどきぶた』は、現在でも毎年版を重ねる超ロングセラー&ベストセラーとなっておりますが、こんなにも長く多くのこどもたちに愛され続ける作品に弊社が伴走できたことを大変光栄に思い、深く感謝しております。 矢玉先生も見守ってくださる中、則安くんやぶたはこれからも活躍を続けます! ひきつづきよろしくお願いいたします。 岩崎書店 また、岩波書店の90周年記念サイトでは、矢玉先生の最後のインタビュー記事も掲載されている。こちらもあわせてご紹介させていただく。
電ファミニコゲーマー:恵那
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