きょう(金)の天気 スッキリしない空模様 関東の雨は午前中まで 西日本は午後もぐずつく 沖縄は台風25号の影響も
きょう15日(金)は全国的に雲が多く、スッキリしない天気となりそうだ。関東の雨は午前中までとなるが、一方で西日本は午後もぐずつく見込み。また、沖縄は台風25号の影響がでるため、注意が必要となる。
北・東・西にそれぞれ雨雲
午前5時現在、北海道、東日本、九州と、それぞれに別の雨雲がかかっている。原因は複数の低気圧や湿った空気などで、全国的に大気の状態が不安定になっている。
このあと、雨雲はそれぞれ東へと進んでいく見込みで、東日本の雨は午前中が中心となりそうだ。北陸の雨は昼前には止んでくるが、関東は沿岸部ほど雨が長引く見込み。北海道の雨も午後には範囲が狭まるが、道北では不安定な空模様が続く見通し。 気温は北日本や東日本ではきのうより高い所がほとんどで、最高気温は東京で19℃、札幌は12℃の予想となっている。
西日本は一日ぐずつく
一方、西日本は夜にかけて曇りや雨のスッキリしない天気となる見込み。沖縄付近を進んでくる活発な雨雲の一部が西日本にかかり、雨脚の強まる所もありそうだ。予想よりも雨雲が北上する可能性もあり、激しい雨になる所もある見込み。 西日本の気温はきのうより2℃前後低い所が多く、最高気温は大阪で21℃、福岡で19℃の予想となっている。
南西諸島は激しい雷雨のおそれ 高波にも注意
南西諸島は活発な雨雲の通り道となるため、激しい雨や雷雨になる所がありそうだ。また、台風25号は17日(日)にかけてフィリピンの東を進む見通しで、石垣島など先島諸島では、うねりを伴って波が高くなる見込み。船舶などは高波にも注意が必要となる。 (気象予報士・多胡安那)